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「…………。」
目の前にある、アパートの一室。
横には美愛がいて、部屋の鍵を出そうとしている。
「…………。」
「だーう!……あー、!」
そして、俺の腕の中にいるのは、美愛の娘である未來。
「可愛いな。」
「でしょ?親バカだけど、すっごく可愛いでしょ?」
俺の指を小さな手で握りしめ、初めて会う俺に笑ってくれる。
「未來が廉也に懐いてくれて良かった。」
「だな。」
正直、未來に嫌われるんじゃねぇか、て焦ってたんだけどな。
いくら俺の子ではないとはいえ、好きな女の娘だ。
ちゃんと大切にしてやりてぇし、俺に懐いて欲しいに決まっている。

