私は、自分が死んだら終わりだと思ってたんだ。 確かに、私自身は終われるけど…… 『残される側の辛さ』 今の、私の絶望がそれだとしたら…… 私は彼らを残すことができるんだろうか? そして…… 『來叶の形見』。 私のお腹に宿る、小さな小さな命。 お腹に手を当て、目を閉じる。 母体が脱水症状を起こしたのに、まだ生きてることは……奇跡に近い何かがあるんじゃないんだろうか。 そんな尊い命を、 來叶の残してくれたこの命を…… 私は殺そうと、しているんだ。