「…酷いよ……」
「悪い。でも美味かった。」
「なっ/// 私は食べ物じゃない!」
いつもと違い、わざとらしい笑みや言葉。
完全にカラ元気な美愛。
……正直に言わないとな。
覚悟を決めている俺は、美愛をだきしめたまま逃がさないように椅子に座る。
「廉也……?」
首を傾げる美愛に、思わず口元だけじゃなく心も緩みそうになる。
「美愛はここな?」
「何言って……」
「拒否権はねぇよ。」
恥ずかしさで抵抗する美愛を、無理矢理持ち上げて俺の膝の上に向かい合わせで乗せる。
逃がさないように腰に手を回す。
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