晃くんたちは、何もわかってない。
未來を知った時の、この運命という名の悲しい重さを背負う覚悟が足りない。
それに……そんな覚悟はさせたくない。
元、鳳凰 7代目姫として……なんかじゃなくて、
一人の友人として。
「………消えなきゃ……もう一度。」
離れなきゃいけない。
そう覚悟した私の頭に浮かんだのは、
いつだって私を心配して、思ってくれる…
廉也の顔だった。
「ごめんね、廉也……」
私は、今度こそ誰にも頼らずに未來と2人っきりで生きていく。
未來の幸せの代償になるのは、私の身体だけで十分。
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