「お次は この方です。ペン太郎を志織ちゃんにあげた麻衣ちゃんです」
「麻衣ちゃん、僕を志織ちゃんにあげてくれてありがとう。では、どうぞ」
「はい。遠野麻衣(トオノマイ)です。志織ちゃんとは志織ちゃんが転校して来て以来の親友です」
「はい、そうです。麻衣ちゃんにはお世話になりました。麻衣ちゃんは私より少し背が高く、和風美人です。着物とか似合います」
「和風美人って…そんなこと」
「ううん、恭介さんが言ってもん。 『麻衣さんはお前と違ってしっとりた日本美人だ』って。 麻衣ちゃん、恭介さんは女の人を見る目があるからね」
「あ、ありがとう」
「それに麻衣ちゃんは親切で穏やかで しっかりしていて高校時代はクラス委員をしてました。当然頭もいいです。私より三ヶ月程後に結婚しました。旦那様の遠野さんも優しくていい人です。電話を掛けて来る度のろけてます」
「いやだ~志織ちゃんだってのろけてるじゃない」
「ま、麻衣ちゃ~ん」
「あ~二人とも照れてしまいましたね。麻衣ちゃん、では読者様にメッセージを」
「はい。あまり出番はないですが、読んで下さい」
「…志織ちゃんにメッセージをどうぞ」
「志織ちゃん、これからも宜しくね」
「麻衣ちゃんでした」



