「では次に慎吾さんと志織ちゃんのご両親にお願いします」
「どうぞ」
「はい。二人の父親の高藤勇(タカトウ イサム)です。 職業は銀行マンです」
「お父さんは優しいです。でも厳しいところもあります。嘘をついたり、ルールを破ったりしたら遠慮なく叩かれます」
「お前は大げさだ。叩いたことなんてないだろ。もう私のことはいいから、次はお母さん」
「はいはい。母親の高藤麻子(タカトウ アサコ)です。 専業主婦です。今は子供二人が独立したのでお父さんと二人、気楽に暮らしています」
「お母さんは、此処に引っ越して来るまで(私が高二になる時ね)幼稚園の先生をしていました。だから、涼や陽菜のことをよく相談しています。それにお料理も上手いです。私が何とかまともな料理が出来るのはお母さんのお陰です。ありがとう」
「まぁ、娘に褒められるなんて…明日は雨かしら」
「お母さん!」
「ありがとうございました。では、読者様にメッセージをお願いします」
「いつも読んで下さってありがとうございます。まだまだ頼りない娘夫婦ですが、末永く宜しくお願いします」
「お父さん、私は頼りないけど恭介さんは確りしてるから」
「志織ちゃん黙って下さい。最後に恭介さんと志織ちゃんにメッセージを」
「志織、恭介君と涼を大切にな。恭介君、また酒を飲もうな」
「志織、仕事と家庭で大変だけど頑張るのよ」
「やっぱり志織ちゃんのことが気になるようです」
「親の愛ですね」



