さらっさらの黒髪に透き通るんじゃないかレベルの綺麗な白い肌。
切れ長の瞳に泣きぼくろ。
整った顔立ち。
細長い指になっがい脚。
如月 健太、私の彼。

告白したのは確かに私だけど…


もうちょっと構ってくれてもいいのになー…


名前(といってもフルネームだけど)呼んでくれるのもレアだし…


「はっ…、私も如月くんをフルネームで呼んだらいいんじゃ…!」

「…あんたの思考回路はどこに繋がってるのよ…」

私がナイスアイデアを思わず口に出していると、後ろから不意に声がかかった。