俺様ヤンキーに初恋を捧ぐ

私と龍の中で、

不調和音が鳴った・・・

その時だった。

突然の耳鳴り。

・・・

頭がギュ~ッと痛くなり、

私はその場に倒れこんだ。

「杏!」

龍の顔色が真っ青になりながら、

何度も私の名を呼んだ。

・・・でも、

その声は、もう何も聞こえなくなっていた。

・・・

私はこのまま、

何の音もない世界に行ってしまうのだろうか?

楽しい音楽も、

大好きな龍の声も・・・

・・・なんだ、そうか、

私、龍の事、大好きだったんだ。

友達としてじゃなく、

ちゃんと男の子として、

好きになってたんだ。

・・・

今頃気が付いても、もう、遅いよね。