俺様ヤンキーに初恋を捧ぐ

…いつになったら、

この手を離すのだろう?

学校に近づくたびに、そんなことを思う。

だって・・・

皆に見られたら、恥ずかしいし。

・・・

すると目の前に、

同じ制服を着た子が数人。

私は恥ずかしくて、思わず俯いた。

・・・

その子たちは、異色のコンビに驚き、

ずっとこちらを見ている・・・


「…あの二人、どういう関係?」

「龍様が、女の子と手を繋いでる」

そんな声が聞こえ、

私は龍の手を離そうとした。

・・・でも、

龍は私の手を握りしめる。


「あんなの、気にすんな・・・

オレが繋ぎたいから繋いでる・・・

お前はそのままでいろ」

「・・・」

何も言わず龍を見つめる。