俺様ヤンキーに初恋を捧ぐ

【杏side】

…まだ、心臓がバクバク言ってる。

私…何やってんだろう。

なんで、龍には、本当の事、

言っちゃったんだろう・・・

…龍の顔が、

あまりにも真剣で、

態度や声があまりにも優しくて、

秘密をばらしてしまった。

・・・

でも、龍に打ち明けた事で、

なんだか胸のつかえがとれた気がした。

・・・

一人で悩んで、

パパにすら甘えられなかった。

…でも、龍にはなぜか、甘えられる気がした。

言葉はガサツだけど、

心の中は、優しさで溢れてるのが伝わってきて、

自然と言ってしまってた。

・・・

帰り際に言ってくれた

「迎えに来てやる」

その言葉も、本当に嬉しかった。

一人で怖い思いをしながら、

登校しなくて済むと思うと、自然と笑みがこぼれ落ちた。