思い切り喋って喉が渇いたのか、グッと缶ビールを飲む陽輔。
「ね、こういうのってバンドのみんなでお祝いしたりしないの?」
「ボーカルはレコーディング有るし、ベースの奴は同棲してる彼女の実家で祝ってもらうって言って帰ってったし、ドラムの奴は別件の仕事で時間無かったしさ。また後日マネージャーとスタッフで騒ぐと思うよ?」
「そっか。陽輔くんは?実家に報告したり、祝ってくれちゃう人居ないの?バンドマンて、モテるって言うじゃん?」
かすみの言葉を聞いて、陽輔は笑った。
「バンドマンがモテるのは、ステージに立ってキラキラしてる時だけだよ。そこ降りちゃえば普通の奴だし。それに、メイク取ると分かんないでしょ?」
「うん。女の子並みに分からない。」
「それに、親はどっちもバンドしてんのあんまり良く思って無いし。」
「え、そうなの?応援してくれてるんじゃないの?」
「まさか!だって、28だよ?普通に就職してれば良い暮らしだってしてるだろうし、親孝行だってしてなきゃおかしいのにさ。俺、今年の3月までバイト3つ掛け持ちとかして生活費稼いでたんだよ?」
「ああ、そっか。」
「母ちゃんは時々米とか送ってくれたりしてたけど、早く辞めて帰って来いって手紙、何通貰った事か。」
「そうかー。親は心配だよね。」
陽輔も、喜びの影に色々と抱えているようだった。
「ね、こういうのってバンドのみんなでお祝いしたりしないの?」
「ボーカルはレコーディング有るし、ベースの奴は同棲してる彼女の実家で祝ってもらうって言って帰ってったし、ドラムの奴は別件の仕事で時間無かったしさ。また後日マネージャーとスタッフで騒ぐと思うよ?」
「そっか。陽輔くんは?実家に報告したり、祝ってくれちゃう人居ないの?バンドマンて、モテるって言うじゃん?」
かすみの言葉を聞いて、陽輔は笑った。
「バンドマンがモテるのは、ステージに立ってキラキラしてる時だけだよ。そこ降りちゃえば普通の奴だし。それに、メイク取ると分かんないでしょ?」
「うん。女の子並みに分からない。」
「それに、親はどっちもバンドしてんのあんまり良く思って無いし。」
「え、そうなの?応援してくれてるんじゃないの?」
「まさか!だって、28だよ?普通に就職してれば良い暮らしだってしてるだろうし、親孝行だってしてなきゃおかしいのにさ。俺、今年の3月までバイト3つ掛け持ちとかして生活費稼いでたんだよ?」
「ああ、そっか。」
「母ちゃんは時々米とか送ってくれたりしてたけど、早く辞めて帰って来いって手紙、何通貰った事か。」
「そうかー。親は心配だよね。」
陽輔も、喜びの影に色々と抱えているようだった。
