「なんで謝んのよ。あ!」 紫音が窓の外を指差して言った。 「翔~!」 中庭の芝生の上に翔先輩と拓ちゃんと拓ちゃんが寝転がっていた。 「紫音うっせよ!授業サボってんのばれんだろーが!」 「ばれちゃえ!」 という風に2人の口喧嘩は続く。 そのとき拓ちゃんと目が合った。