「僕、秘書の谷川と言います。こちらへどうぞ」 「谷川さん…。ありがとうございます。」 そう言って一つの部屋に通された。 中には昨日のオーディションで真ん中にいた優しい笑顔の女の人がいた。 「失礼します…」