次の日、私は×××事務所にやってきた。




事務所の周りは何十階建ものビルやらマンションやらが立ち並んでいる。





その間にちょこんと5階建ての事務所があった。





「あ、もしかして君白河さん?」





突然名前を呼ばれ振り返ると小柄な可愛らしい男の人だった。





「はい…。あの昨日のオーディションで明日来てくださいって言われて…」