半信半疑のままスタジオを出た。 私…受かっちゃったの…? ほんとに… 「優梨!」 「へ?」 スタジオの入口には拓ちゃんが立っていた。 「拓ちゃん…、どうして?」 「どうだった…?結果は」 拓ちゃんが一歩ずつ私に近づいてきた。