私たちがおばあさんちに来て5日がたった あの日以来拓ちゃんとは何事もなかったかのように接した。 「紫音、お前早く準備しろよな~!」 「うるさいわね!急いでやってるでしょ!」 紫音と翔先輩は相変わらず。 「優梨ちゃん、拓都先行こうぜ~」 そう言って翔先輩は私たちの手を引っ張って歩きだした。