「ねえねえ、里穂。里穂って彼氏とどれくらいキスするの?」
「ごほっごほっ。……えっ?」
いきなり友達にそんなことを聞かれて、飲んでいたりんごジュースを吹き出しそうになる。
「なに、いきなり」
「これ見て」
ただいま、ゼミを担当してくれている先生の部屋で昼休み中。
同じゼミ仲間の友美ちゃんとのんびりとお昼ご飯を食べていたら、いきなりそんなことを言って私の前にファッション雑誌を差し出してきた。
飲んでたりんごジュースをテーブルに置いて、雑誌に目を通す。
そこには、「彼氏や旦那さんとどれくらいキスをする?」って内容の記事が載っていた。
「これ読んでたらさ、里穂はどうなんだろうって思って」
「どうって、言われても……」
恥ずかしさのあまり口をつぐむと、友美ちゃんがニヤニヤとした表情で私を見てきた。
「さては、会うたびにキスしまくりって感じ?」
「もう、そんなんじゃないよ!」
パタンと雑誌を閉じてこの話は終わりって言うと、友美ちゃんは残念そうな顔をしてまたお昼ご飯を再開した。
「ごほっごほっ。……えっ?」
いきなり友達にそんなことを聞かれて、飲んでいたりんごジュースを吹き出しそうになる。
「なに、いきなり」
「これ見て」
ただいま、ゼミを担当してくれている先生の部屋で昼休み中。
同じゼミ仲間の友美ちゃんとのんびりとお昼ご飯を食べていたら、いきなりそんなことを言って私の前にファッション雑誌を差し出してきた。
飲んでたりんごジュースをテーブルに置いて、雑誌に目を通す。
そこには、「彼氏や旦那さんとどれくらいキスをする?」って内容の記事が載っていた。
「これ読んでたらさ、里穂はどうなんだろうって思って」
「どうって、言われても……」
恥ずかしさのあまり口をつぐむと、友美ちゃんがニヤニヤとした表情で私を見てきた。
「さては、会うたびにキスしまくりって感じ?」
「もう、そんなんじゃないよ!」
パタンと雑誌を閉じてこの話は終わりって言うと、友美ちゃんは残念そうな顔をしてまたお昼ご飯を再開した。