....どうなっているんだろう。オレのケータイにはずっと憧れていた東雲サンのアドレス。そして今日の帰りに一緒に帰ろうという約束...。


...まじでどうなってるんだ。夢なのか!夢なのかこれは!!


「おー志優どしたー?一人で百面相なんかしてー。」


「あ..とーま。」


話しかけてきたのはオレの友人の一人 名田 斗真【なだ とうま】だ。


「なんだー?あ。フラれてきたのか?」


頑張ったなーなんてうなづいてる場合じゃないんだよ!とーま!


「こ、これ...。」


オレは斗真に自分のケータイを向けた。


「へ?」のぞき込んた斗真。


「...!え?おまっ」


「付き...合えたっ...ぽい。」


わかるわかるー信じられねーよな。オレもだから!