「………」 シンと静まっている保健室を見渡す。 時計を見ると昼休憩から1時間くらいたっていた。 今六時間目始まってるくらい…か。 結構寝ちゃってたな。 「……」 なんて考えながらも 私はまぶたを閉じてまた寝た。 _____________ ___________ _________ 「沙帆…」 この声は…。 「ごめん…」 なんで謝ってるんですか…。 ポチ…先輩。 私はまぶたを開けようとするが開かない。 …スッと暖かい手が私の頬をさする。 …あったかい。 私はそこで意識が途切れた。