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バシャーンッ
水しぶきがかかる。
「ッすっごーいっ!」
キレーッ!!
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...
「すごかったぁー!」
んーっと伸びをする。
「すごかったな、」
そう言って指を絡ませてくる。
「っ...」
こういうことされたら勘違いするよ、ほんと.....
そんなことを思いながら水族館を出るともう、夕日が沈みかけていた。
「わっ...もう帰らなきゃ。時間たつのはやいなぁ...。」
「そーだな。送ってく」
「え、大丈夫ですよっ」
そこまで甘えさせてもらっちゃぁ...
「いいんだよ。
彼氏に甘えとけ」
彼....氏...。
そう、だよね...。
うん、
「じゃあ、お願いしますっ」

