「んあ?」

嫌そうな顔をしながら起き上る竹中利久。

どうしよう、ここでお弁当食べたいのに、どうすればどいてくれるかな、、、。



「あの。。。すいませんここでお弁当食べてもいいですか?」

恐る恐る聞いてみる。


でも答えはあっさりとしていて


「あぁ」

と言い、了承してくれた。


美緒と座りお弁当を広げる。
すると美緒がスゴイ笑いをこらえていた。

「なに、笑ってんの?」

「だって玲が・・・wめっちゃ変な声で『あの。。。』って聞いてるから、ウケちゃってww」

なんでよ。。。だって怖かったんだもん。。


一度竹中利久を見てみる。

遠くを見ていた

かっこいいな。。

校内1とあってとても顔が整っている。髪はきれいに茶髪で目は、少し色素の抜けていてきれいな茶色の瞳だった。


すると、はっ!と我に戻る。竹中利久がこっちを見ていたから。

どうしよう、変に思われたかも。

サッサと食べて教室に戻ろう。!