君と過ごした時間

「瑠璃」

ピィ

花鈴は瑠璃を呼ぶと、どうするべきが考える。
ここでまた、池田屋事件のときの男に会い、瑠璃の仕事ができていなかったら面倒だ。

「…どうするべきかなぁ。」

キュ?

瑠璃はなんのことかと花鈴の指示を待つ。

花鈴の指示は瑠璃にとって絶対だ。
まぁ、大方この前の仕事を達成できてなかったことに花鈴は怒っているのだと瑠璃は内心思う。

「瑠璃、悪いけどここで総司君たちと待機。呼んだらすぐにきてね。」

あぁ、やっぱり怒っている。

瑠璃は小さく鳴くとその場所で寝ようとする。

「そんなにすねるんじゃないの。…怒っては…ないから。」

花鈴はクスクス笑うと、瑠璃を撫でて空を仰ぐ。

さぁ、出陣だ。

花鈴は華桜と月桜を提げると首裏の痛みを確認する。


今は大丈夫だ。
花鈴はふぅと息をつくと、ぱんっと気合を入れる。




「あの男が何者なのかは気になるけど。流石に私情を挟むことなんてできないしね。」