君と過ごした時間

「花鈴ちゃんっ!そいつから離れてっ!」

沖田の声がするーと思ったら沖田は男に突きを繰り出した。

「くっ!」

沖田の突きは男に容易く受け止められ、はね返された。

「総司君っ!?平助君は!?」
「平助なら別の部屋で戦ってるよ!」

沖田は相手を見据えたまま、花鈴の問いに答える。

「あーあ、残念だなぁ。君たちの姫様とお話できると思ってたけど、邪魔が入るなんて…予想外だ。」

姫、様……

「ま、いい。少しだけ相手してもらおうかな。」

にやり、と笑った男は花鈴の全身を震わせるほどの殺気を出す。

「っう!?」

只者ではないとは思っていたが、それ以上だとは思わなかった。

最悪、沖田は……




殺られるっ!!!


「総司君、戦わなくていい!いますぐそいつから離れて!」

たが沖田は聞く耳さえ持たずに構えを取る。

「いいのかい?姫様の指示をきかなくて?」
「うるさいなぁっ!」