君と過ごした時間

「では。」

辺りに殺気が漂う。

「ちょっと一君っ!?今ここで殺気なんてださなくても!」

慌てて花鈴が殺気をおさめようとするが斎藤は聞く耳さえ持たない。

シャカシャカ

「む?」

斎藤は出てきた棒をじっと見つめる。

「で、何番だったの?一君。」
「八番だ。」
「へぇ…じゃあ一君、こうしよう?」

斎藤の引いた八番に沖田はにやりと笑う。

「僕が引いてから結果を知ろう?」
「いいだろう。」

斎藤は直ぐにうなづき、沖田が棒を出すまで待つ。

「お、十七番だ。」

るんるんと楽しそうに沖田は箱まで向かう。
花鈴もそれを見て、おみくじを引く。

「…四十番。」

いい数なのかわからないまま、花鈴も箱へ移動する。

「んじゃぁ、いくよ…」

沖田の掛け声で花鈴と斎藤は箱の取っ手に手をかける。

「せぇーの!」

ガタンと箱は音を立てて紙の姿を見せる。
固唾を飲んで見守る藤堂たちは興味心身に彼らを見る。
「……いい?」

こくん、と黙って頷く。

「せぇーの!」

また同じ沖田の掛け声で花鈴と斎藤は紙を見る。
それを、藤堂たちが横から覗いた。

「す、すげぇじゃねぇか、花鈴!」
「な、な、なんでこんな結果がでるんだよ、斎藤!」
「ぜってー総司、なんかしただろっ!!」