君と過ごした時間

「んじゃ、俺だ。」

土方が次におみくじを引く番らしく、がっとおみくじを掴み、一心不乱に振り始める。

「へぇ、気合いはいってますねー、土方さん。」

沖田の水をさすようなものいいにも土方は今回ばかりは動じなかった。

「お、二十一番だ。」

がこんと荒々しい音を立てて引き出しを開け、紙をめくる。

「ほぉ、吉か。」

いいのか悪いのかわからないような結果に曖昧な表現をする土方。、

「どうだ、トシ。今年はいい年になりそうか?」
「近藤さんこそ、中吉だろう?きっといい年になるはずだぜ。」

山南はまだ片隅で火の玉を踊らせている。

「んじゃ、俺からいくぜ!」

元気ありあまるぐらいの声で藤堂が宣言をする。
続いて永倉、原田がおみくじを引く。

「うわあ!なんだよ、この結果!」
「今年一年酒を控えろだぁ?できるわけねぇって!」
「な、なんだよ…普段の生活を、改めろって…」

どうやらいろいろと気に食わないところがあったらしい。
いい男が3人揃って嘆く。

「今回ばかりは平助、左之、永倉。生活を改めなければいけないようだな。」

ふっと笑う斎藤にビシッと藤堂が指を指す。

「んじゃあ一君。大吉とれよ!」
「その挑戦、受けてたとう。」

もはや主旨が違っている。
花鈴はやれやれとため息をつく。