「得なんてあるわけないでしょ!」
私がそう言うと梶は少し考えて
「じゃあ、交換条件にしましょう」
と言った。
そうだ!コイツはこういう男だった!
「僕の質問に答えてくれたら
教えてあげます」
それくらいするんだったら、
もういいと言ってしまいたい所だけど
やっぱり気になってしまう。
たかが質問に答えるだけだ、私はコクンと頷いた。
「貴方はどうして男を堕としたがる
んですか?」
いきなり何この質問。
正直、このての質問はあまり応えたくなかった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…