「それで、それで!

話しによるとここからがすごい!


その彼が、ネクタイを緩めると……」


はいはい、もう止めないとね。

私は美影に歩いて行って言った。

「ストップ美影。

仕事、しなさいよ?」

私が睨んでそういうと、


「うわぁあ~」

なんて言って私に引きずられていくから

残された先輩は、

「え、ちょ、

一番大事な所なのに!

地味な真面目くんで

でもそこら辺のモデルなんかよりかっこいいって

全然意味分かんねえ!!」


なんて叫んでいた。