小学校の頃、私に告白してきた佐倉。 それが原因でいじめられた 私のもっとも思い出したくない過去 「何だーお前ら知り合いか! ちょうどいいじゃん! 行くぞ、美影。」 そう言って美影の彼氏は美影の手を引くと、 先に歩き出した。 当然、私達は2人になるわけで、 「…………。」 「…………。」 正直、気まずい。 前で仲良くしゃべっている中私達は無言。 その空気を先に破ったのは佐倉だった。 「あのさ」