「なんで……キスしたの?」 若干声が震えたのが分かった。 「なんでって、 胡桃さんが好きだからです」 えっ……? 嘘……。 梶も私のことが好きなの? 期待と不安感が同時にやってくる でも、 ドキドキと鳴る心臓を抑え込むのは不可能だった 「なんて、言うと思いました?」 え? バカしたかのように言われた言葉 「僕は胡桃さんの事、 好きにならないですよ?」 急に心臓にトゲを刺されたみたいに痛くなった。