「か…勝手にしたから…びっくりして…」

梶の目が見れなくなった。

「ふうん。

胡桃さん、ってうぶですよね

触れるとすぐ顔が赤くなったり。」


そう言ってまた、私の手に触れる

「…っ。」


「食べたくなっちゃいますね」


そうやって真剣な目で言って私の事からかって、

普段は地味な真面目くんのクセに


パクリ

「胡桃」

どっきん。

「美味しいです」