確かに、先に言ったのは信晶さんだ。


「はい」

ふと、この前の
話しを思い出す。

「だから、
将君が申し訳ないとか
思わなくていいんだよ。

それに、ヤってる時に
他の事は考えないでほしいな」

信晶さんはニヤりと笑って
中断してた律動を
さっきより激しく再開した。

事情後、僕達は
狭いシングルベッドで
抱き合って眠った。