「新のバカなんて放っておきましょう~」
「お前、バカって酷くない?」
はいはい、と律子は受け流したけど制服のポケットからハンカチを取り出すとそれを新に渡した。
「悪かったわね。あの人達、危険なことまでするとは思わなかった。」
律子の視線の先を追うと新の右手の甲に血が滲んでいた。
「新!!どうしたの!?」
「ちょっとな、まぁこんなの大したことねーよ。気にすんな。」
「あっ、私絆創膏持ってるよ!!」
鞄の中をゴソゴソとあさっていると携帯のサブディスプレイに着信履歴が表示されているのが見えた。
「お前、バカって酷くない?」
はいはい、と律子は受け流したけど制服のポケットからハンカチを取り出すとそれを新に渡した。
「悪かったわね。あの人達、危険なことまでするとは思わなかった。」
律子の視線の先を追うと新の右手の甲に血が滲んでいた。
「新!!どうしたの!?」
「ちょっとな、まぁこんなの大したことねーよ。気にすんな。」
「あっ、私絆創膏持ってるよ!!」
鞄の中をゴソゴソとあさっていると携帯のサブディスプレイに着信履歴が表示されているのが見えた。



