あいつに彼女ができました。




「はぁ?寝ぼけてんの?私、桜を傷つけるやつって、大嫌いなの。虫酸が走るわ。あんたさぁ二度と桜の前で、口開かないで。腰抜け。カス人間。」





「捺っ。言いすぎじゃ「わかった。これで最後にする。でも謝れよ。愛花ちゃんにな。」






「やだ。愛花ちゃんとか、キモすぎ。似合わないわ~。愛だって嘘泣きってバレバレだから。あーあ、桜、合コンでもしよ~よ!」





最後に聞く声が、愛花ちゃんに謝れ…かぁ。
まぁ、罰が当たったってことか…。






「捺ー!まぁ、行ってみようかな?」






「よーし!この教室でー!今日開いてる人~!手ー上げてー!」






さようなら。私の初恋。