あいつに彼女ができました。



「えっ?ど、ど、どーいう?えぇ!?なっ、狙われてるってどういうことですか!?」



私が慌ててそう言うと彼女はなにやら考え込みながら



「んーと、厳密に言うと狙われてんのはゆうのすけね。たぶん、一般生の中で1番じゃないのかしら?」



「そっ、そうですよね~!って、え!?愛がゆうを狙うとは…?」



「んもう!桜ちゃんはホントに純粋なのね!だーから!あの、悪魔女はゆうのすけを好きになったの。なぜなら、この一般生の中で一番だから。そしたら、悪魔女にとって一番じゃまなのは誰?桜ちゃんしかいないでしょう?」



「えっ!?わ、私ですか!!??えぇ~!そ、そーかなぁ?えへへへへ。」



「桜ちゃんっ!あなた可愛すぎっ!!」



といいながら先輩はハグをしてきた。

うわぁー。いい匂い~



「でも、あの女には気をつけて?何をするかわからないから。いい??」



「は、はーい!」