「優大ー?ま、優大ならいっか!」


ゆうたというのは、隣に住む本松優大のこと。いわゆる幼なじみ。


「こら!ゆうくんを、呼び捨てにしないの!」


階段を下りるとお母さんが待ち構えていた。


「優大がいいって言ったんだよ!」


「そうなの?ゆうくんは、優しいからー。」