〜樹莉〜
意識が戻って目開けると、悠翔くんが私の手握ってくれてた

「悠…翔く……ん?」

「鮎川!目覚めたんだな、大丈夫か?」

「う…ん、大丈夫だよ、ここどこ?」

「保健室だよ、ごめんな鮎川」

「なんで、悠翔くんが謝るの?悠翔くんは助けにきてくれたじゃん」

「いや、俺がもっと早く助けにいけれたら、お前をこんな目に合わせずに済んだのにな…」

「大丈夫だよ、怪我もしてないし…ね」