君と出会った記念日。


亜衣はまるで何かが、
亜衣の感情を溶かしていくように。
どんどん亜衣は口を開いて、
今までの事を話してくれた。

「亜衣…、
 私、何言われても大丈夫だよ。
 亜衣のこと、
 分かってあげられなくてごめんね。
 ホントは、
 ずっと謝ろうとしてくれてたんだね。
 なのに、私、
 自分のことしか見えてなくてっ。
 ごめんね、ごめん…。」

亜衣の肩を抱いて、
私は言った。