君と出会った記念日。


それから何度もしつこく話しかけて。

体育の授業の時、
二人ペアにならなきゃいけなくて。

だから私は、
その時一人だった亜衣を誘った。
転んだ私を見て亜衣は
初めて笑ってくれた。
それからどんどん仲良くなって。

嬉しくて。

近づく度に、
亜衣のいい所をいっぱい見つけた。

優しい所。
クールに見えて実はちょっとドジな所。
私のために一生懸命になってくれた所。

私が笑えば、亜衣も笑ってくれた。