君と出会った記念日。


梓ちゃんが亜衣のところに行って、
事情を説明してるみたい。
そういうのは、凄く有難い。

「じゃ、行ってらっしゃい!」

「すぐ、戻ってきます!」

「…。」

それから、ずっと無言。

そして今に至る。

沈黙が重くて。
だから、意を決して話しかけたのに。
亜衣はもう友達じゃないと言った。
ショックが大きくて。

そんな時…。