メモ用紙を渡されて、 どうしよう、なんて。 「ホントに無理なら 誰か他に頼むけど…。」 周りを見渡す梓ちゃんにつられて、 私も周りを見た。 みんな、 それぞれの仕事で忙しそうに、 でも楽しそうにしている。 そんなの、迷惑掛けちゃうだけじゃん…。 「分かった。行ってくる…。」 「ごめんね、よろしく頼んだ!」 「う、うん!」 大丈夫かな…?