君と出会った記念日。


そして、今に至る。

簡単に言えば、
入学してから一年くらい経ってて、
自分たちはもう二年だったりする。

相変わらず、
夏希への気持ちもそのままに、
幼馴染という関係を続けている。

そんな、時。

「ねえ、夕貴。」

「ん?」

「ちょっと、いいか、な…?」

「あぁ、」