君と出会った記念日。


「ちょ、夏…待てって!」

ボケーッと考えてると
ゆうくんの声が聞こえた。

どうしたんだろう?
あわててる感じだな…。

「いいじゃん!
 お邪魔しますッ!」

「おいってば!
 夏希!」

と、玄関に繋がる扉から現れたのは、
とっっっっっっても綺麗な女の子。

「わっ!結構片付いてるね!
 って!誰この子!
 夕貴まさか連れ込んで変なこと!」

「するかボケ!」