君と出会った記念日。


良かったー…と千里は息をついていた。
そんなに、気にしてたんだろうか。

っていうか、ゆうくんって…。
呼ばれたことないな…。

「じゃあっ、…。」

そう言って道路に出た千里。
気をつけろよ、と言おうとしたが、
その前に千里は立ち止まって俺を見た。

そして…。

「また、来てもいい?」

さっきよりも、真剣な瞳で。
でもどこか不安が混じる声で。
千里は言った。

…愚問だな。

「当たり前だろっ!」

最高の笑顔で送り出す。
千里も笑って応えてくれた。