君と出会った記念日。


顔を赤くして言う千里。
こんな風に誠って奴に
告白したんだろうな。

「それと!」

「ん?」

「ゆ、ゆゆゆ、ゆうくんって!
 よ、呼んでもいい!?」

更に顔を赤くしていったのは、
思いもよらないこと。

「あ、あぁ、いいよ、好きに呼んで。」

「う、うん!ありがとう…。」