君と出会った記念日。



亜衣に図書室で告げられた事実。

「あのね…。
 私、誠君が好きなんだ…。」

「え…。」

「千里、協力してくれない?」

「う、うん。」

断ったら、ダメだと思った。
本当は、
怯えてただけだったのかもしれないけど。

亜衣は私の気持ちを知らなくて。
だから。