君と出会った記念日。


よろしく…と言って笑った彼女。
ふわりと笑った
彼女の笑顔にドキリとした。

夏希がヒマワリなら、
彼女…千里はタンポポだと思う。

「…千里。」

「え!?」

「あ、いや、呼んでみただけ。」

「は、え、うん。」

…沈黙が流れる。