君と出会った記念日。


「お邪魔します。」

「どうぞー。」

「あ、」

「ん?」

そういえば名前は那菜ちゃんって
そのままだった。

え?でも妹?
名字確か、一之瀬だったよね?
ええぇ?
だんだん訳分かんなくなってきた…。

「あれぇ…??」

「大丈夫、千里?」

そのちょっと笑った感じで
聞かれても。