君と出会った記念日。


「あのねぇ!
 褒めてくれてるんだから
 いいでしょ!
 夏希だってこのくらいの歳になれば
 それ相応になるわよ!」

「お母さんよりは
 若々しくいられる自信あるね!
 って、それよりどうしたの?
 うち上がる?」

「あ、ううんっ!
 あのね、ゆう君ちに親戚の子が居るから、
 今度から突然来るなよーって。
 ゆう君が。

 あとコレ!ノートありがとうね。
 おかげでテスト点数凄い上がったよ!」

「あ、そう?それなら良かった。
 親戚の子って…、
 そんなの夕貴に居たかな?」