君と出会った記念日。


え、おか…。

「「お母さん!?」」

亜衣と声をそろえて言ってしまう。

「って、千里ちゃんか。ごめんね。
 お母さんが迷惑掛けて。」

「迷惑掛けたのは夏希でしょ?」

「お、お母さんなの!?」

「若いね…。」

「あら、ありがとう。」

「そう?割と歳相応だと思うけど。」