君と出会った記念日。


「すいません…。」

「謝らなくても。」

クスッと笑って彼女を見る。

なんだかほっとけなくて、
家に入れてしまった。

もしかして警戒されてるのだろうか…。

「いや、ホントに、申し訳ないです…。」

本当に…と呟く彼女にタオルを渡す。